oinume journal

Scratchpad of what I learned

Herokuの好きなところ

これはHeroku Advent Calendar 2016の13日目の記事です。個人的にHerokuを使い続けてはや3年。仕事でヘビーに使っているわけではないけど、Herokuの好きなところを挙げてみます。

ディプロイが楽

ディプロイがgit push heroku masterで済むのは本当に楽。一昔前だったらディプロイスクリプトを用意しなくてはいけなかったけど、コマンド一つでディプロイできるようになった。というか今だとGitHubでmasterブランチにマージさえすれば勝手にディプロイされるようにもできる。

アドオン

これも月並みな感想だけど、heroku addons:add でアドオンを追加して、アプリケーションに組み込むことができるのが楽。さらに、heroku addons:open <addon>を実行するとブラウザが立ち上がってログイン状態でそのアドオンの管理画面に行けるのも地味にすごい。

ちなみに自分がどんなアプリケーションでも使っているアドオンはpapertrail。↓のような感じでブラウザからログを検索できて、S3にもアーカイブ保存できたりして便利。

papertrail

無料で使える

1つのWebアプリを動かすのであれば、24時間稼働させても無料枠内でタダで使えるのも個人的には嬉しい。

イマイチなところ

もちろんHerokuも100%完璧ではなくて、イマイチなところもある。個人的に不満なのは以下。

  • 日本リージョンが無料では使えない
    • US-eastかEUしかリージョンが選べないので、日本からだとレイテンシがやっぱり気になる。Heroku Private SpacesにはTokyo regionもあるけど有料なので業務じゃないと使えなさそう。
  • CDN的な機能がない
    • addonで組み込むことはできるけど、これぐらいはデフォルトであると嬉しい

最後に

Herokuを使い続けて思うのは「アプリケーションの開発に集中できる」という点。この目的のためにすごく色んなところを頑張ってるんだろうなぁと思う。PaaSはなかなか収益的に厳しそうだけど、素晴らしいサービスなのでこれからも頑張って欲しい!