自分がソースコードを読む時によく使っているIntelliJのショートカット集。もちろんWebStormやAndroid StudioなどIntelliJシリーズなら全部使えるはず。他にもこんなのがあるよ、というのがあればコメントとかTwitterで教えてもらえると嬉しい。ちなみにショートカットのキーバインドはMac前提で書いてます。IntelliJのバージョンは2016.2
。
F1: Quick Documentation
キャレット上のシンボル(変数/関数)のドキュメントをポップアップで表示。自分は「これなんだろう?」って気になったらとりあえずF1押してる。
Opt + Space: Quick Definition
Quick Documentationに加えて、キャレット上のシンボルのソースコードも含めて下記のようにポップアップで表示してくれる。
Cmd + P: Parameter Info
キャレット上の関数のパラメータ情報を表示。「この関数にこの値を渡しているけど、これはどういう引数なんだっけ?」を確認する時に使ってる。
Cmd + B: Declaration
キャレット上のシンボルの定義元にジャンプする。
Opt + Cmd + ←: Back
Undo last navigation operation. 最後に使ったナビゲーションの操作を一つ戻る。自分は
- Cmd + Bで定義元にジャンプ
- 確認したらOpt + Cmd+←で戻る
という感じでソースを読んでる。Ctrl + TabでSwitcherで戻るというやり方もあるそうなのでお好みで。
Opt + F7: Find Usages
キャレット上のシンボルを使用している箇所を表示する。例えば以下のスクショだと、errors.Internalf
という関数を使っている箇所を表示している。
Cmd + -: Collapse
キャレット上の関数などを折り畳む
Cmd + +: Expand
キャレット上の関数などを展開する(折り畳むのの反対)
Ctrl + Opt + h: Call Hierarchy
キャレット上の関数の呼び出し階層を表示する。その関数がどのように使用されているのかがわかるのでかなり重宝する。
余談
同僚に「Help -> Productivity Guide で使ったこと無い機能の一覧を眺めてみては」と言われて試したところ、自分が使ったことのない機能がいっぱいあった。何回ぐらいその機能使ったか、最後に使ったのはいつかを出してくれるなんて、なんて親切なんだろう。
あと 今井さんにQuick DefinitionとSwitcherを教えてもらいました。ありがたや〜。
ひとつ前のファイルに戻るならBackよりSwitcher(Ctrl+TAB)のほうが便利かも。あとQuick Definitionも便利です。
— いまいまさのぶ (@masanobuimai) September 21, 2016
|д゚)チラッ
>コードリーディングのためのIntelliJ IDEAショートカット https://t.co/yFOuVugnUr
次回予告
コードを書くためのIntelliJ IDEAショートカット、という記事を書く予定。

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