oinume journal

Scratchpad of what I learned

初めてIELTSを受験した

IELTSってなに?

国際的な英語の試験。大学の入学の条件に使われたり、国によっては永住権を申請する時のポイントとして使われるもの。

会場

自分は東京会場で、場所は幸ビルディングという新橋付近の貸し会議室っぽいところだった。

持ち込みできるもの

中に持っていけるものは

  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • パスポート
  • パスポートのコピー

のみOK。なお、鉛筆はお願いすれば試験の最中に試験官が削ってくれるので、鉛筆削りは持っていなくても大丈夫。

会場に着いてから

  1. 荷物を預ける
  2. IDチェック
  3. 試験室に入室

という流れ。

会場のビルの会議室でビニール袋に荷物を詰めて預ける。8:40にはこの荷物置き場が物理的に閉鎖されるので、それまでに会場に着いて荷物を預ける必要がある。

その後IDチェック。これをやったあとにトイレに行こうとすると再度指紋認証する必要がありめんどいので先にトイレは済ませておいたほうが良い。IDチェックでは指紋を採取されさらにカメラで写真を取られる。パスポートの顔写真と同一人物かも当然チェックされる。

終わると、試験官と一緒に試験する別の部屋に行く。

感想

受験者は予想通り若い人が多かった印象。驚いたのは、20%ぐらいは外国人(見た目で明らかに日本人じゃないとわかる人)だったこと。アフリカ系の人やインド系の人が多かった。もしかしたら中国人や韓国人も結構いたのかもしれない。カップルで受験している人もちらほらいた。自分みたいな40代のおっさんは1%ぐらいしかいない雰囲気だった。

IELTSの試験

意外なことに

  1. Writing
  2. Reading
  3. Listnening

という順番だった。というのは、参考書ではListening, Reading, Writing, Spreakingの順番で問題が構成されていたから、順番が全然違うことにびっくりした。もろもろのアナウンスが終わって9:20頃から試験がスタートした気がする。

  • Writing: 40分
  • Reading: 60分
  • Listening: 30分

という時間配分で、12:30ごろには終わった。それぞれのパートの合間で問題や解答用紙を回収する時間があるので、少し休めるのは良かった。TOEICと比べるとこの休憩時間があるおかげでそこまで疲労感を感じなかった気がする。なお、Speakingは午後にあり、自分は15:20開始だったので、昼ごはんを食べて新橋駅付近のカフェで時間を潰していた。

Writing

トピックは

  • Task1: 友人に仕事(求人)を薦める時に、仕事内容、なぜその人にオススメするのか、求人への応募方法をレター風味で書く
  • Task2: 保育園に子供を預けることと、預けないで家族が育てることについての意見を述べよ

というもので、どちらも自分にとっては馴染みのあるものだった。なので、書く内容を日本語でまとめておいて、あとはそれをひたすら英語に訳すというスタイルで書いていった。Task1は130 word以上で、ギリギリかけた。一方、Task2は250 word以上なので、圧倒的に時間が足りなくて文章の途中で終わってしまった。Writingは「字数が足りないからあとから文章を付け足す」ということがとてもやりにくいので、英文を書き始める前にちゃんと書く内容を決めておくことが大事だと思った。Computer Basedなテストだったら文章の間に別の文を挿入したりするのが簡単にできたりするんだろうか、などと考えた。

とにかく仕事ではこういう風に文章を書くことがあまりないので(デジタルなら後からいくらでも文章を付け足したり入れ替えたりできるので)、時間配分も含めて痛いミスをしてしまったように思う。Task2はおそらく100 wordぐらいしか書けていない。

Reading

最後のsection以外はそこまで難しくなかった。あと時間が圧倒的に足りないかなと思ったけど、ギリギリ終わるレベルだった。例えばTOEICだと明らかに時間内に終わる量ではないので、それに比べれば時間的な厳しさはなかったように思う。

Listening

Section1はたしかに一番簡単だった。ただ、選択式ではなく単語を埋めるタイプなので、冠詞をつけるかつけないかでけっこう悩んだ。Section4がやはり最高に難しくて、2,3問合っていればいいか、ぐらいのノリ。

Speaking

これは外国人の試験官に連れられて小さい会議室で実施された。"How are you?" とか少し雑談してice breakしてから本試験が始まる。内容としては

  • 学生 or 仕事している?
  • 仕事で一番興味深いことはなに?
  • どんな音楽を聴く?
  • 音楽を聴くときは一人で聴くのが好き?それとも他の人と聴くのが好き?

というような質問をされた。案の定Speakingが一番難易度が高いというか、普段の実力値が出てしまうのでこれが一番点数低そうだなと思った。

まとめ

試験の2週間前にIELTSの問題集をやって「うわっなにこれ難しすぎ」と絶望していたのだけど、本試験は意外と難しくなく、少しホッとした。スコアは10/13頃に送付されるらしいので、どのぐらいできているのか楽しみ。5.0〜6.0の間ぐらいだと思うんだけどどうなることやら。

【音声ダウンロード付】IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集

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