oinume journal

Scratchpad of what I learned

2012年を振り返って

もうすぐ2012年も終わりだなーと感慨深くなってきたので振り返りエントリをば。

全体的にはやっぱり仕事が忙しくって、あまり何かを深く追求したりできなかったかなぁと思う。実は裏で勉強計画(MySQLのソース読むとかelisp書けるようになったる!とか)を立てていたんだけど、ほとんど何もできていないw

 

1月〜4月(Python期)

tomahawk直したりbtflyっていうのを作ったり。おかげでPythonはリファレンスとか読まなくても書けるようになったし、一番バランスが取れている言語だと再認識して結構好きになった。ただし、Pythonを書けば書くほど会社のメイン言語がJavaなので悲しくなるという罠があったw

 

Python関連だと下記のようなツールをけっこう使いこなせるようになったと思う。ただし半年使わないとこの辺のツールは確実に使い方を忘れてしまうw

 

 

 

 

  • py.test

 

 

 

 

 

仕事では、ちょうどこの時ひとつ大きなトラブルがあってシステムのリプレースがあったんだけど、無事にうまくいって良かった。関係者のみなさんは本当お疲れさまでした、としかいいようがないプロジェクトだった。

 

5月〜7月(マネジメント期)

ほとんどコードは書いてなかったんじゃないかと思う。どんどん大きくなる組織をどうしていくか、みたいなことばっかり考えていたように思う。自分一人ではもはや回らなくなってきていたので、色んな人にいろいろ手伝ってもらった。結果としてよりよい方向に行ったからよかったなぁと思う。あと、部署にエンジニアの新卒が7名も入ってきたので(!)、その育成どうしようか、などとメタ育成的なことを考えたりもしていた。

 

この頃は「もはや自分エンジニアじゃないよね」って一番苦悩していた時期だったと思う。

 

8月〜9月(Ruby期)

某サービスの混沌としたディプロイスクリプトRubyで書き直す。RubyPythonのデコレータみたいな仕組みがあったらもっと好きになっていたと思う。ウチの会社はJavaのサービスが多いので、JRuby使うっていうのはアリなんじゃないかと思ったりした。RubyスクリプトをwarファイルにまとめてTomcatで動かせたりするし、実行性能はけっこうよさそうだし。

 

プライベートではスペイン(バルセロナ)に行った。ヨーロッパは大学のロンドン以来だったので10年ぶりぐらい。バルセロナは食べ物もうまいし治安も悪くないしガウディはすごいしで、こんなにいろんなものがひとつの街に凝縮されているなんてずるいなって思うようなところだった。

 

あとビールやワインがすごく安くてびっくりした。バドワイザーの350mlの缶が100円(90セント)ぐらいでスーパーで売ってるのと、飲み屋のグラスワインも250円ぐらいだった。これだけ安ければそりゃあみんな陽気になるよね!って。

 

10月〜12月(Java期)

仕事ではワガママを聞いてもらってマネジメントをやめてかつ部署異動をし、ソーシャルゲームばっかり作る部署に異動した。2年半ずっと同じ部署でほぼ同じような仕事をしていたのと、大きいプロジェクトを途中で抜けることになってしまったのですごく後ろ髪引かれる感じで辛かったのだけど、新しいところでいい仕事をしてお返しをしようと思ってる。

 

新しいプロジェクト(新規ゲーム立ち上げ)ではその部署で使っているフレームワークがいけてないので、JPAベースのORMapperを自作したりしている。今の会社に入ってこれ以上ないぐらいコードが書けているのでとても楽しいけど、今携わっているプロジェクトがビジネス的にうまくいくかどうかは全く別の問題なのでそこだけが気がかり。

 

一方で、あまりシステム運用をやらなくなったので、tomahawkやbtflyのメンテが滞っているのをなんとかしないといけないなぁと。来年の2月ぐらいになればまた運用もちょいちょいやっていく予定なので、その時にガッツリいじりたい。

 

まとめ

去年に比べて今年はほとんど勉強会の類に行かなかったので(たぶん技術的なことをやってなかったから)、今年はもっと勉強会に行ったり発表したりしたい。ただ、やっぱりJavaが好きになれないのでPythonとかNode.jsとかRubyで頑張れたらいいな。

 

仕事は今のプロジェクトのリリースがあるので、それが終わったら自分の技術をもう少し深掘りしてもっとスマートに問題解決をできるようにしていきたいと思う。とにかくワーカホリック的な感じになってしまっているので、もう少し勉強に時間を費やそうと思う。数学とかアルゴリズムとかelispとか...

 

というわけで、自分に関わりのあった皆さま今年もお世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いします。